腰塚の美味しいを運ぶ、楽天キャップのドライバー
たくさんのお客様に覚えてもらっているベテラン配送ドライバー田口のトレードマークは楽天イーグルスのキャップ。入社したときは配送ドライバー、半年後は生産管理、そして加工部門を経て、今は「腰塚のことがよくわかっている配送ドライバー」として活躍中。そんな「楽天キャップのドライバー」として親しまれている田口に腰塚の魅力について聞いてみました。
絶対に事故を起こさない
毎年12月は特に忙しいです。基本は1日に1便なのですが、この時期は2便体制になることが多いですね。
配送という仕事は朝が早いですが、時折終わる時間が夜遅くなることもあります。だけど私はいつも睡眠をしっかりとることを意識しています。ドライバーにとって睡魔が一番の敵ですからね（笑）。「絶対事故を起こさない」ことです。
配送ルートは自分達で決めています。最初は道が全然分からなかったので、とても困りました。
所定の住所にたどり着いても搬入口が分からなかったり、渋谷の町はほんとに迷路でした。
今は道を覚えることができたので、時間や状況に応じてベストなルートで配送しています。
最近はガソリンが高騰しています。やっぱり意識しちゃいますね。だからこそ忘れ物がないようにして効率も意識しています。1回の出動で運びきるということも大事なことです。配送量はコロナが猛威を振るっていた時期に比べると増えてきています。配送量が増えると大変ですが、それだけお客様に買っていただいているということなのでとても嬉しいです。忙しくないと困っちゃいますよ（笑）。
お肉の重さに衝撃を受けた、入社後の1週間
この会社に面接に来たとき、当時の社長（現会長）から、「君は体が大きいからあっちだ！」とおっしゃっていただき、芝浦・品川の生産管理部門での勤務がスタート。
いきなり先輩から「はい、持って！」と言われ、とてつもなく重いお肉(100㎏くらい)をいきなり持たされました。心では「えーーーー！」っと思ってタジタジでした。もも肉でも5、60㎏ありますからね・・・
重たいお肉を長靴を履きながら運ぶわけです。
滑りやすい床や、段差の多い市場を駆け回った1週間。もう体中が悲鳴をあげていました。でも尊敬する先輩のために毎日必死に取り組みましたね！
後から知ったのですが、私の親族でも千駄木腰塚に勤めていた方がいたんです。世間って広いようで狭いんだなと思い、これも何かの縁だと思います。
元気な挨拶、楽天イーグルスの帽子とともに
最近は商品の搬入口に車をつけてから運び終わるまで30分以内で行わないといけないことが多いです。
でもお客様やお店の方、警備員の方とも積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
私は楽天イーグルスのファン。だからこの帽子をいつも被っています。すると皆さん覚えてくれるんですよね。覚えてもらうと話しやすくなるんだと思います。お年を召した車椅子の方に「楽天の帽子の兄ちゃん、腰塚で買ってきたぞー！」っと声を掛けてもらったこともありました。自分から話しかけるのではなく、お客様から声を掛けて貰えるのはとても嬉しかったですね。この帽子のおかげかもしれませんね（笑）
警備員の方には、最初は思うようなところに車を止めさせてくれなかった方もいらっしゃいますが、今では「雨降ってるんだから、屋根があるところ止めなよ！」と言っていただけるようになりました。元気に挨拶をすることを続けてきたからかな。帽子のおかげでやっぱり覚えてくれやすいんだと思います。
お店に商品を納品する時は、一般の配送業者ではできないような細やかな気配りを大切にしています。お店の店員とまではいきませんが、そのつもりで納品作業をしています。例えば、少しでも店員さんが楽になるように賞味期限が新しいものは奥に、古いものを手前にして冷蔵庫に入れたりしています。当たり前のことなんですが、そういったところから少しずつでもお店に貢献できればと思っています。
コンビーフとオリジナルベーコンが私のお気に入り
千駄木腰塚で一番好きな商品はやっぱり私もコンビーフですね。店頭にいる時にどうやって食べるのが一番いいの？って聞かれることがありますが、私はそのまま食べるのが一番好きですと正直に答えてしまいます。その後に店舗のメンバーに「卵を乗せて、醬油と混ぜて・・・」とかって訂正されちゃいますけどね（笑）。
二番目はベリーハム、と言いたいところですが、オリジナルベーコンが好きです。昔から味が変わらないんですよね。これもそのまま食べるのが一番ですね。シンプルイズベストです。
まだ千駄木腰塚の商品を食べたことない人には1回買って食べてもらいたいです。絶対美味しいです。ぜひ一度足を運んでいただきたいですね！
