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仙台牛・「栗原みやぎ」特売日の裏側

街のみんなが集う千駄木腰塚の特売会

千駄木腰塚には特売会という年に数回の特別な日があります。この日は街の皆さんだけでなく、わざわざ遠方からもたくさんの人が来てくれるんです。単にお肉を安く販売しているというわけではありません。お肉の産地から実際に畜産に携わっている方々をお招きして一緒に販売しています。

生産者の方々と一緒に美味しいお肉を紹介するんです。

その光景はまるで、お祭りかのような賑やかな雰囲気。

その場にいる全員が笑顔で特売会を楽しんでいます。

皆様も是非一度お越しになって頂けたらと思います。

仙台牛・「栗原みやぎ」

2021年12月18日(土)は仙台牛「栗原みやぎ」のお肉を特売会で販売しました。

栗原市は宮城県の内陸北部に位置し、面積の8割近くが森林や原野、田畑で占められ、岩手・秋田両県に接する自然豊かな田園都市です。澄んだ空気、豊富で清らかな水、広大で肥沃な大地で育ったお米の稲わらを食べ、豊かな自然な恵みをいっぱいに受け育っています。

その恵みを受けて育った牛肉は、口当たりがよくやわらかで、まろやかな風味、豊かな肉汁が特徴です。皆様には脂肪と赤みの絶妙なバランスから生まれる上質な味を、ぜひご堪能して頂きたいです。

また、「抗菌性添加物」は一切使用せずに「安心」「安全」で和牛本来の味を最大限に活かして、本当の美味しい牛肉を提案しています。

仙台牛・「栗原みやぎ」の安心・安全、生米(うまい)の秘密

「栗原みやぎ」は、「抗菌性添加物」は一切使用していません。
牛が体調を崩した時も、人工的な薬は使用せず、自然に治るようにお世話をします。
「抗菌性添加物」を使わないことは、牛の健康へのリスクが増えたり、生産者の方にも手間暇がとてもかかります。

それでも、人の食べるものだから「安心」「安全」を考えた時に、「抗菌性添加物」は一切使わないということを守り抜いています。
そして、和牛本来の味を最大限に活かして、本当の美味しい牛肉を作り続けてます。

牛の食事にも、もちろんこだわりがあるんです。宮城県栗原産「ひとめぼれ」(生米・うまい)を1日1kg~2kg与えています。
生米を牛に食べさせると、牛も喜んで食べてくれて、よく育つんです。

そして、お米の甘み、美味しいを吸収し、口当たりの良いお肉になってくれます。脂身には甘みも増し、さらに美味しい牛肉になるんですよ。

千駄木腰塚と仙台牛「栗原みやぎ」生産者との繋がり

千駄木腰塚と栗原みやぎの生産者の方とは、何十年も前からお付き合いです。

特に千駄木腰塚会長は、足繁く生産地まで訪問し、コミュニケーションをとっています。そういった行動の積み重ねで、この特売会は成り立っているんです。

仙台牛「栗原みやぎ」の美味しさをもっと伝えていきたい!という気持ちと
お肉業界を盛り上げていきたいという気持ちで、この会を継続しています。

こういった特売会を行っているお肉屋さんは珍しいと思います。忖度のない生産者様と千駄木腰塚の関係性があるからこそ、このような特売会があります。生産者の方に感謝すると共に、これからも続けていきます。

特売会を行う会長の想い

特売会に自らも店頭に立って、お肉の説明をする会長。
特売会に関しては、長年の想いが込められています。

「長年生産地の方とコミュニケーションを取っている会長だからこその特売会。生産者の方が丹精込めて作っている美味しいお肉をより広めるにはどうすれば良いかを試行錯誤した形がこの特売会です。地方の生産者の方が、首都圏で販売できる機会は多くなかなかありません。販売にあたっては出張費だってかかります。それでも少しずつ少しずつ「栗原みやぎ」というブランドを広げていきたい…そのような想いで、長年続けております。」

そんな本気の想いが込められた特売会に是非お越し頂きたいと思います。

最後に

千駄木腰塚では、生産者の方達と語り合い、本当に美味しいお肉を作っている生産者の方たちの思い・技術を受け取っています。

この色々な方たちにこの思いとお肉を届けたいという気持ちで、特売会を開催しています。

美味しいお肉を食べて、少しでも皆様に美味しい!と笑顔になって頂ける人が1人でも増えたらと思っています。

皆様にも是非、足を運んで頂けたらと思います。

→栗原産仙台牛協会のホームページはこちら